問わず語り
 

ナビィの恋

「ナビィの恋」を見ました
沖縄のアグニ島というところでの物語。
79才になるナビィと呼ばれるお婆ちゃんが主人公です
昔、世に大ヒットした十九の春という歌が全編に
流れますが(その歌は実はナビィの60年前の悲しい別れの歌なのでした)
ナビィはいまは子や孫にも恵まれ、一見何不自由なく暮らしています。
ナビィは庭先に鮮やかな赤いブーゲンビリアをいっぱい咲かせています。
(どうやら、このブーゲンビリアがナビィの想いを語る象徴のようなのです)

これ以上ストーリは書けませんが、
監督の中江裕司は「ヤマトンチュウ」です
琉球大学在学以来、沖縄が好きになり、沖縄で暮らすようになり
その熱き思いをこの映画にぶつけています。
主役も出演者も地元の素人ですし、俳優らしき人も出ていますが、始めてみる顔です。
この映画は外国で評価を貰い、去年日本で一般公開されました。
じんわりと人を好きになります。

 
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